ディレクターに必要な5つのスキル

私はディレクターときちんと名乗れるようになってから2年目のペーペーであります。
(業界歴は長いのですが・・・)

やっと少し慣れてきたなと思いますが、まだまだです。
先日クライアントとのミーティングがあり、
「私はまだまだディレクターとして未熟だな」
などと凹む出来事がありました。

なので、

2月はディレクタースキル強化月間にするぞー!!!!!

と意気込んでいるのですが、

ディレクターに必要なスキルってそもそも何??

と、ふと我に返りましたので、
ディレクターに必要なスキルについて考える旅に出ることにしました。

目次

Webディレクターの仕事とは?

まずは私はWeb業界が長いし今はWebディレクターの仕事をしているので、Webディレクターの仕事については分かっています。

ですが、Webディレクターの仕事について知らない人も多いのではないでしょうか。

会社によっても変わるかと思いますが、下記は今私がやっている仕事内容になります。

①クライアントとの打ち合わせ・メール対応

まず最初にクライアントとキックオフミーティングを行います。
その時に
・ヒアリング
・制作するページの確認
・デザインテイストの確認
・スケジュールの確認
などをします。

そして、その後メールの対応をします。

②スケジュール制作・進行管理

まずはキックオフミーティング後にスケジュールを作成してクライアントに共有します。
その後は進行管理をして遅れていないか、クライアントの返信が遅れていたらそれを制作チームの方々に共有してスケジュール調整をしたりなどをしています。

③ワイヤーフレームの作成

ヒアリングした内容を元にワイヤーフレームを作成します。
要件定義・設計ですね。

④デザイナーさんとのやり取り

デザイナーさんにワイヤーフレームをお渡しし、希望のデザインテイストをお伝えします。
そして、できたデザインを見て「もっとこうしてください」などの要望を伝えます。
大きい会社だったらそれはアートディレクターがやるのかもしれないですね。

⑤コーダーさんとのやり取り

デザインができたらコーダーさんにコーディングをお願いします。
そして組み上がったものを確認して、間違いはないか、「動きはもっとこうしてください」など伝えます。

簡単に書くとこんな感じです。
私の場合アクセス解析をしているWebサイトもあります。

Webディレクターに必要なスキルとは?

「Webディレクター スキル」
で検索してまとめようかとも思ったのですが、まずは私が10年くらいデザイナーをやっていて、さらに1年ディレクターをやってみて必要だなと思ったことを書こうと思います。
(今現在自分ができているかどうかは置いておきます)

①ヒアリング力

クライアントとの打ち合わせ時にクライアントの本音を引き出したり、他社にはない魅力などを引き出したりするのはヒアリング力が大切だなと思っております。
以前この記事にも書きましたが、私はフリーランスになってすぐはヒアリング力が皆無で、
「依頼してきたクライアントが言ってきたことをその通りにやればいい」
とさえ思っていました。

でも、例えば
「集客がいまいちだからリニューアルしたい。かっこよくしたい」
という要望があった時、それをそのまま鵜呑みにしてかっこいいWebサイトを作ればいいのでしょうか?
「そもそも本当にWebサイトをリニューアルすべきなのか?業種的にInstagramやSNSに力を入れたほうがいいのでは?」
とか
「なぜかっこよくしたいのか?」
などを聞き出す必要があります。

また、「その会社の会社員だから自分の会社のことをよく分かっているだろう」と思いがちですが、
案外分からなかったりします。

自分のことでも人から言われて「あ、これって私の長所だったんだ?」と思うことってありませんか?
意外と自分のことって分からなかったりしますよねー

②文章力

・メールのやり取り
・チーム内でのテキストコミュニケーション
・ワイヤーフレームに入れるテキスト

など、文章力は本当に必要だなと感じています。
クライアントとのメールのやり取りやチーム内でのslackなどでのやり取り等、文章力がないと誤解を生むことになったり、やり取りの回数が増えてしまいます。
出来上がったのを見て「ゴメンナサイ!そういう意図ではなくて〜」などと言ってやり直してもらったりすると余計な工数がかかりますよね。

また、ワイヤーフレームでは仮で文章を入れる機会も多く、文章力が必要だなと痛感しております。
ライターがきちんといる場合は別かもしれませんが。
でも、ディレクターは何かと文章を書く機会が多い気がしています。

③コミュニケーション能力

ディレクターは営業・クライアント・デザイナー・コーダーなどたくさんの人と関わりながら制作を進めていかなくてはなりません。
制作の人たちに気持ちよくやってもらったり、トラブルがあった時にうまく立ち回るのはコミュニケーション能力が大切かなと思っています。
自分もデザイナーをやっていましたが、デザイナーは結構繊細な人が多いです・・。
デザインを見た時に指摘ばかりするのではなく、良いところを見つけて褒めたりとかも大事ですよね〜!¥

④気にしないメンタル

ディレクターは基本的に板挟みになりがちです。
クライアントから意見を言われ、制作の人たちにも言われ・・
メンタルが弱いと結構やってられないなーと感じています。
私は結構気にする方なので自分のせいで人に迷惑をかけるとめちゃくちゃ凹みます。
でもなんとか浮上して今に至ります。
あんまり気にしない人じゃないとしんどい職業な気がしています・・!
また、以前は気を使いすぎて分からないことを聞くのも躊躇してしまっていたのですが、躊躇してるとどんどん時間だけ過ぎてしまうので気にせず分からないことは質問するようになりました。

⑤資料を分かりやすく作る力

ミーティングやプレゼンの時に必要なのが「資料」です。
正直、資料なんて「分かればいいじゃん」と思っていた時もありますが、
美しく・分かりやすくまとまっている資料を見ると、
「うちの会社のためにここまでやってくれたんだ!」
と感動するのではないかなと思いますし、
文字ばっかりの資料は見る気を失います。

デザインセンスまでは必要ないとは思いますが、
きれいにまとまっていて、さらに伝えたいことが一目で伝わるような資料を作れる能力があるといいなと思っています。

以上が、私が「Webディレクターに必要なスキル」として思いついた5つになります。
上記以外にも企画力とかスケジュール管理力とかWeb全般の知識とか色々ありますね。

もしまた思いついたことがあれば追記していきたいと思います!
そして、それぞれどうやってスキルアップすべきかなどはまた追って記事にしたいと思います。

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